2025年10月02日

就職後に力を発揮するための訓練

校長です。


職業制度の目的は求職者を就職させることにあります。


厚生労働省やハローワークのホームページや資料には、


訓練によってスキルアップや資格取得をして就職するということが書かれていますが、


就職後に力を発揮するということの記載がないような気がします。



本来は「仕事ができる人」を養成して、


そういう人だから就職できるわけで、


「仕事ができる」というアピールと第三者が証明した資格を武器に就職することであるべきです。



企業は、採用にあたってパソコンスキルの試験を行うところは少なく、


資格欄を見てスキルを把握していますが、


資格を持っていたら仕事ができるわけではありません。


パソコンの操作手順を知っていれば資格は取れますが、


(操作手順を)知っているだけではよい仕事はできません。


ソフトのどんな機能を使うかを自分で考えて使う力、場合によっては知らなくても調べて使う力が重要です。



私(湯沢校長)が職業訓練の仕事を初めて20年以上になります。


この間、毎年のように他校の職業訓練を受講したりパソコン教室で勉強した方が、


「就職はしたけど仕事ができなくて困っている。有料のコースで良いから勉強し直したい」と言ってこられます。


10万円から20万円のコースに入るのです。



なぜこんなことが起こるのか、


私は受講生がちゃんと勉強しなかったからだと考えていました。


ところが昨年、勉強し直している何人もの方にお聞きしたところ、


「基礎だけ勉強して後はひたすら受験勉強でした」と答えました。


これは資格取得と就職だけを目指していることの弊害ではないかと考えます。



この制度は訓練施設に対して、


就職率が高ければもらえる運営費が多くなるとか、就職率が低ければ認定されないため仕事がなくなるという、


アメとムチで就職率を上げようとしています。


また、公共職業訓練では資格取得の結果を調査しますし、委託先の選定で就職率と資格取得者数を重視しています。


そのために訓練施設は資格取得と就職率に必死になるあまり、


就職後についての考えが疎かになるのではないでしょうか。



一方、飯田ビジネス学院と宮田ビジネス学院はどうかというと、


仕事ができる人材を養成することを第一の目標としています。


それは元々平成13年2月に商工会が商工会事業として学院事業をスタートしたことにルーツがあるからです。


商工会は地域経済団体ですから企業の皆さんが作っている団体です。


「仕事ができる優秀な人材を養成して地元の企業で仕事をしていただき、


企業と地域経済を活性化する」という目標を持って学院事業をスタートしたのであり、


両学院の校長を務める湯沢健二が、


商工会経営指導員時代に企画提案し学院を作りました。


その後、企画運営と講師を務め、


令和2年10月に商工会が本事業から撤退した後も当初の目的を引き継いで実施しているからです。


なお、飯田ビジネス学院で職業訓練を実施している「オフィスそら」は、


宮田村商工会から事業譲渡を受けて求職者支援訓練を実施しています。



他校の訓練と具体的に何が違うのかはここでは詳しくは申し上げられませんが、


例えばテキスト、


操作手順を教えるテキストではなく仕事での使い方を教える実践的なテキストだということ、


あるいは講師、


パソコン操作を教えるインストラクターではなく、仕事を教える講師であり、仕事の面で実績のある講師を揃えているのです。



職業訓練はどれでも同じではありません。


転職は人生の一大事です。


特に雇用保険の給付額が増えるなどの目先のお金で人生を決めてはいけません。


訓練内容や教え方などをよく吟味して訓練を選んでください。



画像は、宮田村で学院事業を実施していたころの、商工会玄関です。学院の看板があります。

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2025年06月09日

職業訓練は仕事ができる人を育てるべき

校長です。


当たり前ですよね。


仕事ができない人を育ててどうするんですか。



でも、全国の訓練を見ると、資格を取らせることばかりに力を入れた訓練が多いです。


資格を取ったけど仕事ができない、これは悲惨ですよ。



パソコン資格を持っているけど、仕事を指示しても何もできない人。


秘書検定2級を持っているけど、マナーがなってない、正しい敬語が使えない人。




いや、そういう人がたくさんいるんです。



採用した会社も、ご本人も不幸です。


そう思いませんか。



なぜ、そうなるか。


最初から試験勉強をするからです。点を取るための訓練ではだめです。


仕事をできるとは何なのかを考えながら勉強して、


その延長で資格を取るべきです。


宮田ビジネス学院のスローガンは、「仕事ができる人になろう」です。


画像は、宮田村商工会時代、お祭りの花火のアナウンスをする校長です。

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2025年06月05日

仕事ができる人になるために〜その四〜

校長です。

IMG_2591.JPG

Excelは関数が使えてとても便利です。


この関数は400以上あって、そのうち当校のテキストでは30以上を学びます。


校長は学ぶ数としてはこれで十分だと考えています。


他の訓練施設では関数の科目を別に設けてたくさん学んでいるようですが、


時間の無駄だと思います。



たくさん覚えてみても(記憶しても)次々と忘れていくものですし、


覚えていることしか使えないようになってはいけません。



そうではなく、関数でたくさんの種類の計算ができること、


計算以外にもいろいろできることを知り、


関数を呼び出す方法にいくつかあること、


「関数の挿入」から呼び出さないで直接入力しても良いこと、


関数名さえ分かれば「関数の引数」ダイアログボックスで引数に何を入れればいいかのヒントが表示されることを学ぶべきです。



Excelだったらこんなことが

出来そうだ


…と、想像できれば、


ネットで検索することで忘れた操作も、そもそも知らなかったことでも出来るようになります


これこそが仕事ができることではないでしょうか。


画像は校長が飼っている猫、壷猫になっています。

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2025年06月03日

仕事ができる人になるために〜その参〜

校長です。

Word、Excel、PowerPointもホームページ関連の科目も、


テキストでの学習は皆、


説明を読んでから@こうしてください、Aこうしてください


をその通り操作すればテキスト通りに進んでいきます。



しかし、仕事でそのようにすべて手順が書いてあることはないし、


上司が事細かに説明してくれるということもありません


また、完成見本もありません(完成しているのなら頼みはしません)。



ですから、テキストの指示通りに進んだことで満足していてはいけません。


具体的に一つ一つ指示したらできる、言わないとできないという人になってしまいます。


それはまさに仕事ができない人ではないでしょうか。



 では、どうすればよいか。


テキスト学習の中で一つの機能を学習したら、


この機能は仕事のどんな場面で使えるか、


どのように役に立つか、


考えながら学ぶことです。


テキストは終わらなくてもいいので、


少し立ち止まってこんなことを考えながら進めることが大事です。


宮田ビジネス学院は仕事ができる人を育てます


校長は上伊那農業高校でも授業を行っています。画像は4月に撮ったものです。

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2025年06月02日

仕事ができる人になるために〜その弐〜

校長です。


企業が採用・不採用を決めるにあたって、


パソコンについては資格欄を見てこの資格を持っているからこれくらいはできるかなと判断します。


第三者が認めたものですから確かですよね。



しかし、資格が必ずしも仕事ができることとイコールではなくて、


かなりの人が上司から仕事を指示されてもどうしたらいいか分からなくて困っている実態があります。


なぜそんなことが起きるのかというと検定試験は公平に採点しなければいけないので、


「この個所にこういう機能を使ってこうしなさい」という具体的な指示があってその通りにできたら〇が付く仕組みになっていること、


しかも正解は一つしかないことも多く


なぜなら採点者がどの受験者に対しても公平な採点をするために必要だからです。



仕事ではどうでしょうか。 


会議資料を作るときに上司から「3行目の〇〇を太字にしてください」などと指示するでしょうか。


「重要な箇所を強調してください」と言います。


どこを強調するか、どの方法でするかは自分で考えないといけません


正解が一つだけあるということでもないのです


考えながら学習を進めましょう。

posted by 合格請負人 at 11:21| Comment(0) | 仕事ができる人になる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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