校長です。
職業訓練の関係者からこう言われました。
「セミマンツーマンだと初心者は困るに違いない」
この言葉を聞いて、私は大変驚きました。
私は商工会時代からセミマンツーマンで20年以上実施してきましたし、
飯田ビジネス学院を開講してからでも10年間、このやり方で授業を進めてきました。
関係者は皆わかってくれていると思っていたのですが・・・。
集合講習は学校のように講師が前で授業をします。
そして受講生15名までは、一人の講師が教えることになっています。
初心者が「できません」「わかりません」と言った場合、
講師は「切りの良いところまで進んだら、聞きますから待ってください」と言って授業を進め、初心者を待たせるか、
残りの14人を待たせて、その初心者のところに見に行くかとなります。
どちらかを待たせることになるのです。
しかしセミマンツーマンだと講師の手が空いていますので、質問があればすぐにその方のところへ行きます。
聞きたいときにすぐに聞けて、すぐに解決するのです。
初心者に優しい授業方法というだけでなく、
経験者も待たなくてよいので、
どちらにとっても時間の無駄もストレスもないのです。
また、集合講習は皆が一緒に進んでいますので、
難しいところ、勘違いするところ、質問したくなるとことが同じです。
同時に何人もが手を上げることも起きやすく、授業が止まり、待たせることになります。
セミマンツーマンは一人一人の進む速さが違うので、勉強している個所が違います。
だから、同時に手が上がることは少なく、講師は一人ずつの質問に答えていく事ができるのです。
初心者が大勢いても、ばらばらに質問の手が上がり、順番に対応していくので、
待たせることはあまりなく対応できるのです。